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『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』を読んだので感想を書く

はじめに

TwitterのTLに流れてて前から興味があった本『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』を読んだので感想を書く。

どんな本?

歌舞伎町伝説のホスト、ローランドが生み出した数々の名言についてローランド自らが解説を加えていく本。

感想

まず、前書きの書き出し「この本を手に取ってくださった方は、どんな方だろうか。世界に10億人ほどしかいないと言われる、俺の数少ないファンの方だろうか。」からしてローランドらしさが全開である。この前書きを読んだ時点で、この本を買って正解だと確信した。 それぞれの名言にはローランドのエピソードを交えた解説がついている。そのエピソードや解説から垣間見えるローランドの常にカッコよくある(ローランドとしてある、の方が適切かもしれない)という哲学がとても心に刺さった。

本に出てきた名言はどれも良いが、特に良いなと思ったものを一つ紹介しておく。

「自信を持てとは言わない。自信のあるフリをしてみな!」

どこかで聞いたこともあるような言葉だけど、解説の中で(自信のない自分を)まず受け入れる、その上で自分ができることをする、すなわち自分の仕草を変えていくという部分に非常に共感した。変えられないことを嘆くのではなくて、変えられることを変える。マイケルジャクソンも『man in the mirror』の歌詞で 「I'm starting with the man in the mirror(鏡に映る男から始めよう)」と言っている。自分の姿をちゃんと見て、それを受け入れた上で変わっていくんだという意識を忘れないようにしたい。

おわりに

前に読んだ本の感想も気が向いたら書く。